マドリードで一泊

まずは空港からRenfe(スペインの国鉄)の近郊線に乗ってホテルのあるChamertin駅へ向かう

券売機で英語表示にして買おうとするも良くわからないので、近くにいる駅員さんに「チャマルティン！チャマルティン！」というとチケットを買ってくれた

とりあえず改札を通り電車に乗り込む

電車に乗って１５分ほどでチャマルティン駅に着く

スペイン北部へと向かう電車のターミナル駅と聞いていたが、なんだかそんな感じはしない…

ホテルは地球の歩き方に載ってた駅直結のホテル

金曜の夜かつ１人での利用だったので少し高めだったが、翌朝７時発の電車なので乗れないないなんてことの無いようにここにした

ここのホテルのエレベーターが謎のシステムで初めて使おうとしたときに戸惑った

まず行先の階を押しエレベーターを呼ぶボタンを押す。するとアルファベットが表示される。そのアルファベットのエレベーターに乗ると行きたい階まで行ける。という仕組み。

なので初めての時にたまたま扉の空いていたエレベーターに飛び乗ったらスペイン人に凄い形相で降りろ！みたいなことを言われて何かわからなった

ホテルで少しゆっくりした後はマドリードの中心へ散歩に出かける

マドリードの中心はアトーチャ駅なのでまたRenfeに乗って移動しようとするもチケットの買い方が分からないので、今度は近くで携帯をいじってるお兄さんにチケットの買い方を教えてほしいと聞いてみる。するとこのお兄さんは英語ができるらしく、チケットの買い方、電光掲示板の見方を教えてくれた。

これ以降はRenfeに一人で乗れるようになった！

教えてもらったとおりに電車に乗り車内放送で「次の駅はアトーチャです。」と流れるのを耳を澄ませて聞いている。しかし、英語のアナウンスでも駅名だけはスペイン語と音源が共通で、「The next station is ～～～～.」となって全く聞き取れない！不安になったので隣に座ってるおばさんに「アトーチャ？」と聞くと「次の駅だよ」っと言われた気がしたので待っているとちゃんとアトーチャ駅に到着することが出来た

アトーチャ駅はチャマルティン駅と逆でスペイン南部へ出発する特急列車のターミナル駅

ホームも恐らく22番線ぐらいあり、駅は綺麗で立派。ただ雨漏りが多すぎる

ここから人生初めてのヨーロッパ観光を始める

旅の最後にマドリードを一日観光する予定なのでマイナーなところを回ることにする

始めはレティーロ公園。都会の真ん中にある大きな公園で市民の憩いの場的な感じらしい。

ジョギングをする人、犬の散歩をする人、ピカチュウになってる人、怪しいネズミのキャラクターの着ぐるみを着ている人、写真を撮ってる人など

みんな気ままに過ごしていてのんびりしていて楽しそう

そしてこの公園の一番の有名どころがこの大きな池

深さはそんなにないみたいだけれどもでっかい

貸しボートに乗ってる人がいっぱいいて井の頭公園と似たものを感じる

公園を出ると次は国立考古学博物館に向かう

地球の歩き方では学割€1.5と書いてあったが学生証を見せるとただで入れた

目当てはアルタミラ洞窟の模型。世界史を取っていないので全然良くわからないが、本物は世界遺産にもなっていて旧石器時代の絵のある洞窟らしい

どんなものか楽しみにしていくと…うん。

本物を見に行かなくてよかった

この後はマドリードの中心のソルやマヨール広場の方へ向かっていく

町は石造りの建物が多く大通りもなんだかいわゆるヨーロッパな感じ

日本と全然違ってなんだかテンションが上がってくる

せっかくスペインに来たので本場のバルを楽しんでみたい！と思いバル街へ向かうがこの日は金曜の夜

無茶苦茶混んでて一人で飲めるような雰囲気ではない

スペイン語を全く解さないし、どういうシステムになっているのかわからないので通り過ぎる少し年配の日本人に声をかけて一緒にバル行きませんか？と聞いてみる

しかし、無茶苦茶怪訝そうな顔をされる

そりゃそうだ、ガイドブックには置き引き、スリなどの犯罪に注意‼っていっぱい書かれているような場所で正体不明の日本人にいきなり一緒に飲もうと声をかけられたんだ

あきらめてハムの有名なお店でイベリコ豚のサンドイッチ、mahou(スペインの有名なビール)を買ってホテルに帰る

帰りは無事一人でチケットを買えたがお釣りを券売機に忘れてしまった。後ろに並んでいた人が呼び止めてくれ回収。ホームが分からなかったのでエスカレーターで前に立っていたおばさんに「チャマルティン？」と聞くと「エスカレーターを降りたところで電車に乗り２駅目」って言われた気がするのでそのとおりにする。なんだかんだみんな優しい